デモ前から総領事館のメーリングリストに登録している。デモ前はデモの予測を知らせてくれたり、デモ後には被害状況を通知してくれ正確な情報を得るツールの一つになっていた。本来このような邦人の被害状況以外にもいろいろな情報を提供してくれるので駐在者、留学生は登録することをお勧めします。
そんな中で本日届いたメールを紹介したいと思います。
※自分の住んでいる広東省地帯の広州総領事館からのメールです
「二胡を日本へ持ち帰るには?」
平成24年11月8日
在広州日本国総領事館
「二胡(胡弓)」に使われているニシキヘビの皮は、「ワシントン条約」によって日本への持ち込みが制限されています。
したがいまして、二胡を中国から持ち出して、我が国を含むワシントン条約加盟国に持ち込む場合には中国管理当局発行の輸出許可書(CITES)が必要です。
広東省における輸出許可書の取得方法は次のとおりです。
正式でない流通ルートから供給された原材料で作られた製品の場合、当該証明書の入手は困難になると予想されますので、十分ご注意下さい。
1.申請機関: 広東省林業局行政服務中心
所在地:広東省広州市中山七路343号237房(〒510173)
TEL: 020-8172-1892
2.申請時間:月~金曜日 9:00~11:30、14:30~17:30
3.必要書類等:
(1)旅券(パスポート)のコピー(原本も必要)
(2)専用標識(二胡収蔵証)のコピー(申請者の名前を記入する)
(3)領収書のコピー(原本も必要)
(4)原材料(ニシキヘビの皮)の原産地証明書
(5)輸出許可証申請表(www.cites.gov.cnからダウンロード)
(6)申請理由報告書(任意様式、中文又は英文、簡単なもので可)
(7)二胡
4.必要期間:申請後平均10日間稼働日(電話でも確認可)
5.その他:
(ア)手数料200元(銀連カードのみ、後払い)
(イ) 一人につき2個まで
中国のお土産でよく取り上げられる「二胡」であるがもちろん表面に張っている革が規制対象になっているのはご存じの人が多いだろう。
そこで持って帰るにもいろいろと前準備がめんどくさそうだ。申請も平日のみである事にくわえ手数料支払いが銀連カードのみとなっている。
銀行のカードを作っておかないといけないため、旅行で渡航して手軽に買って帰ろうとはなかなか出来ないようですね。
銀行カードの作り方は過去記事中国で銀行口座開設【招商銀行】を参考にしていただければ
しかし二胡だけに一人2個までとは…
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