蘇州情報

蘇州でマンション見学 日系企業協賛物件

この記事の目次

またまた蘇州でマンションを見学してきました。
今回見学した物件は日系の企業が協賛して販売している「日系精装房」と呼ばれるタイプです。

まず場所ですが園区の少し外れになります。
地図
蘇州園区駅から近くにあるため車を持っている家庭で有れば良い物件かと思います。

双友新和城

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「日系精装房」を大々的に打ち出しているため垂れ幕にも力を入れております。
中国では日本が設計した、日本が管理していると言えばいまだに良質なものとして認識されており、それだけで価値観が上がります。
今回はここの不動産に中国企業の友諠合升地産と日本企業の住友商事株式会社が合同で投資しております。
名前の双友ですが両国企業ともに「友」という文字が入っているためつけられたようですね。
IMG_4219

販売価格を見てみる

今回の物件は大きく分けて2タイプの物件となる。110平米(3LDK)タイプと90平米(2LDK)タイプで販売されておりました。
WEB上で地価を調べられるサイトが有り事前情報として見ておくと
001
13,500元/平米と紹介されている(2014年7月20日現在)
今回は特別セール中として担当者からは12,000元/平米という値段になっていると聞いた。
ただし販売終了されている階もあるので階層の選択肢はあまり無いが中国は一般的に
上層階=高い
下層階=安い
一階=少し広めなので高い
このような価格設定をされております。

今回教えていただいた価格は
87平米:3階 1,018,918人民元+2万(共同購入費) ※セール前1,089,151人民元
110平米:2階 1,346,024人民元+2万(共同購入費) ※セール前1,424,416人民元
110平米:12階 1,466,683人民元+2万(共同購入費) ※セール前1,545,975人民元
87平米で約1,700万円
110平米で約2,230万円
という値段で販売されている。
※内装仕上げ込みの販売価格

立地条件を見てみる

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地下鉄の3号線が近くを通る計画をしていると紹介されている。現在蘇州には地下鉄が2本走っているが見えている計画だけで後2本追加の4本走る予定である。
ただしこの計画もどこを通るかまだ不確定なところが大きく、この不動産で紹介されているのはマンションの近くを通るとされているが、百度地図では全然違うルートを通る事になっている。
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1号線との乗り換えは東方の門となっているため計画がこの通りで有れば住みやすい所かと思います。

内装はいたってシンプルな作り

用意された作りは2タイプ、しかもここは内装込みであるため他の不動産屋のように内装費が別にかかる事は無い。
110平米タイプの写真を何点か撮影したのでご紹介します。
※基本的に撮影禁止です、知らずに撮影しており後で係りの人に聞くと構いませんよと言っていただけました。
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リビングからはベランダに続く、洗濯機は基本的にベランダに設置することになる。

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キッチンはこじんまりとまとまっている。ただし大人数でパーティーをとなると少し窮屈かと思う。

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浴室は2つ、ひとつはユニットバス付き、もうひとつはシャワーのみ。

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個室は2部屋、両方寝室としても良いし、片方書斎としても使える広さ。

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ここの110平米タイプは面白い作りで一部2Fが提供されている。このスペースの上には
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小さな個室を設けられている。ここを寝室としても良いし、クローゼットとしても作りを変更してくれるとの事。

内装の設計は日本人設計

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ここは住友商事も投資していると紹介しましたが、ここの売りで有る「日本人設計」として紹介してくれております。
設計は「西田正徳氏」「中川康氏」お二方のお名前が見られました。
設計と言うかデザイン監修ということだと思いますが、日本人の名前を出して付加価値を高めようとしておりますね。

部屋の間取りを見てみよう

部屋の間取りは2タイプの間取りとなっております。

110平米タイプ

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110平米タイプのみ2種類あり、2F部分の場所が違うようになっている。その他部屋の配置は変わりなし。

90平米タイプ

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90平米タイプはこの1種類のみ

道路に近い、階層等でほんの少しの差別化は行われておりますが、基本同じ作りで販売されており、内装込みの販売で有るため自分らしさを出すことは難しいかもしれません。
ただし内装統一部分でほんの少しの差別化(2F部分の作り)や日本人設計師による安心感を打ち出すことで販売促進をされておりました。

ちなみに私のような外人でも購入できるのか?と聞いてみると必要条件は
・30数万元の頭金
・中国での納税証明 ※就労許可書をとっていれば会社から申請出来ているはず
・提出書類の複雑化
これだけ用意できれば販売する事は出来るとの事です。一般的な中国人に比べ違いが有るのは「提出書類の複雑化」部分のみです。

まとめ

蘇州市は上海市から近いという事も有り販売合戦が白熱しているそうです。
また近年の都市開発により地下鉄の整備で交通も発達してきており買い手は良くつくようになっているそうです。
ただし投資用に買ったり上海人の老後を過ごすために先行購入したりという状況が続いているそうで、
苏州是上海人的后花园このように言われているそうです。
※のちの花園となる場所、いわゆる帰る場所のような意味合いで上海人の祖先のお墓は蘇州にある家庭が多いそうです。

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コメント

    • maki
    • 2014年 7月 31日 11:50pm

    那么偏远的地区都要1万3的房价。。。

    • アバター画像

      是啊,白糖那边开发的地方也差不多的
      苏州的地价那么贵

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