海外に出て仕事や留学さまざまな事で滞在されていると思いますが、先日出張者が病院にお世話になった時の話しです。
出張なので海外保険無し、その状態で肺炎を起こして入院した時の記録です。
木曜深夜に病院搬送、最初は風邪だと思い込み点滴を打ちに行くつもりで病院に行ってきました。
当事者は高熱でしんどそう、深夜だった為緊急外来から入り受付で診察予約をもらう。
該当の内科に移動後、採血、レントゲン、診察と進み医師の判断は重度の肺炎。
緊急入院となりました。
そう、ただの風邪で点滴打てば治るという気持ちで来たのにすごい状況になっちゃった…
ちなみにお世話になった病院は九龍病院
香港資本の上海交通大学管理の病院との事です。
ちなみに海外保険ないのでVIP診察では有りません!通常診察となります。
まず初日に窓口で診察代として110元の請求有り。
入院が決まってデポジット100元プラス2,000元の手付金を請求される。そう中国は金が無い物は死に行くしかないので前払いとなる。
これで数日は無事だろうと安心しているとびっくりすると思う。土曜日にはすでに切費となった。木曜の深夜に搬送、実質金曜から入院開始で土曜にお金足りないんだって。2,000元が一瞬で無くなったので追加で2,000元入金です。
毎日明細が発行されるが、それによるとレントゲン費用、CTスキャン、点滴費用が高額な部類となっている。
点滴って以前テレビで見た事有るが生理食塩水なんですけど…
ぼったくりすぎ。
中国の病院は食事が出てこないので家族が用意するか、自分で1Fのコンビニに買いに行くかしかない。
部屋はVIPではないため相室となります。同居人はもちろん中国人、初老のおじさんでした。看護婦からは○○号室に日本人が居るが部屋を変わるか?と聞かれたが当事者はこのままで良いとの事。
このおじさん毎日抗日ドラマ見ていたんですけど…
病状もだんだんと良くなり、ちょうど1週間たった翌水曜日に退院となりました。
初日に検査関係で費用がかさんだけど、入院中は点滴費用がかさむだけ。
入院してからの費用は合計で7,479元となりました。
つまり初日に検査でなんだかんだとしたので3,000元程ふっ飛ばし、翌日からは点滴が大半を占める入院費で800元/1日がのしかかった。
1週間入院するとなったら8,000元(13万円程)がかかる事になります。
ちなみに私は駐在なので会社手配の海外保険が有りますが、出張者となるとその保険が無いので困りますね。クレジットカード付帯とか言われても使い方わかりませんし…
長期滞在の場合保険費用がもったいないからと思うならやめたほうが良いですね。入院したら湯水のごとくお金が無くなっていきます。
はじめましてbubuと申します。
出張者の方その後日本の保険に『海外療養費』として申請されましたか?
ご存知かもしれませんが、日本で保険適用外(部屋代)のものは除いて
日本の医療費の基準で費用が払い戻しされます。
あとクレジットカードも海外旅行の傷害、病気の保険が付帯している場合も
あるので、事後でも問い合わせしてみたほうがいいかもしれません。
bubu様
はじめまして。
出張者のその後ですが会社が海外保険をさかのぼって申請しました。
その海外保険会社と弊社が仕事の関係で故意にしているため申請出来た様です。
この出張期間中の入院費用すべて(食事代、交通費含む)を領収書を取って記録していたので、
入院期間の費用はすべて日本の経理を通して保険会社に処理してくれました。
ちなみに日本の健康保険で補える医療費に関しては当病院は適用外と工場から病院に確認済みであったので、
海外では日本の医療保険が使える病院、使えない病院が分かれてきます。
蘇州市内で日本の医療保険が使える病院は調べると入院適用外で通院になるとの事で、当人の病状からそれは無理であると判断しました。
最終的に自分はお金云々の問題ではなく生命が一番大事という事で、企業に属している以上お金の問題は後でどうにかなると半ば強引に動きましたね。
結果さかのぼっての海外保険が適用されました。
業務外にやる事が増えて結構しんどかったのですが、無事退院出来て何よりです。