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中国の黄山と言えば世界遺産として有名で「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と数多くの文人に読まれるほど有名な山ですね。本当に山を見たというなかれと言われたく無いので、黄山へご来光を拝むため旅行へ行ってきました。
蘇州から黄山までの旅行スケジュール
蘇州から黄山までの移動手段はいくつかありますが、今回は行きは鉄道、帰りは飛行機で移動を行いました。
- 初日:鉄道で移動、黄山市内で宿泊
- 二日目:黄山登山、山頂のホテルに宿泊
- 三日目:山頂でご来光、下山、飛行機で移動
二泊三日のスケジュールで旅行スケジュールを組んでいたのですが、はてさてどんな珍道中になったのでしょうか。
列車のチケットが取れず乗り換えで移動になった黄山行き
蘇州市から黄山行きを列車で行こうとすると快速で2つの便が出ています
- K782:13:41-00:11 10時間半
- K8418:21:19-07:11 9時間52分
中国人に人気の旅行先「黄山」ですので早めにチケットを購入しないと売りきれるようです。
今回も売り切れていましたので他の手段を考えます。快速の経由地は南京市と言う事で、南京-黄山の便があります。
と言う事は南京まで新幹線、南京から快速という手段がありますのでチケットさえ残っていれば移動は可能です。
運良くチケットは残っていた為購入をしました。
- 蘇州-南京:G7048 11:02-12:29 1時間27分
- 南京-黄山:K25 15:40-21:25 5時間45分
全行程10時間半ほど、途中南京駅で3時間ほどの休憩時間が有り、食事を済ませて快速列車に乗車です。
快速といえど快適な寝台スペース
中国の快速にはシート席と寝台席が有り今回は寝台席を利用しました。1部屋にベッドは6つ有り片側に3段あります。
乗車すると係員にチケットを渡し代わりにこのようなカードを渡されます。
このカードは下車直前に自分の部屋まで係員が返却をしに来てくれます。
乗車時間は長いのですがトイレも有り、喫煙スペースも有ります。喫煙は車両とのつなぎ目に灰皿が設置されており喫煙者には嬉しい配慮ですね。
この車両のつなぎ目で喫煙者はたばこを吸っていました。最初本当にここで吸っても大丈夫なのだろうかと思ったのですが
このように灰皿が備え付けられており喫煙可能なのがわかります。
電車でゴトゴト揺られながらゆっくりと過ぎ去る風景を見ながらうつらうつらと過ごして黄山駅に到着です。
今乗ってきた電車を見送って駅を後にします。この電車その後深セン市まで行くようですね。
黄山駅前で繰り広げられる顧客争奪合戦
黄山駅に到着後顧客獲得に励む旅行案内人たち、うちのホテルはなになにだー、どこまで何元だー。
旅行客のサイフを狙う自称旅先案内人たち(笑)
ホテルも決まっているので交渉をかわしつつタクシーに乗り込みます。
人がまばらな駅敷地とは裏腹に駅前は客引き合戦でデッドヒートしております。
黄山市内のホテル「黄山馥麗藍山酒店」に宿泊
黄山駅からタクシーでワンメーター。市内を走る川沿いにある黄山馥麗藍山酒店です。
ホテルはシートリップで予約して支払いも済ませておりました。ホテルに到着後デポジットを200元支払ってカードキーを受け取ります。
ホテルを予約したときにはリバービューを予約したのですが追加項目で「喫煙室」をつけた為かリバービューではない部屋になっていた。
仕方ないのでそのまま宿泊です。
翌日は疲れが出ていたのかチェックアウトギリギリまで寝ていましたが。
見た目だけは綺麗に見えるが各所でボロが目立つホテル。見た目だけ綺麗に見せるのは中国のお家芸なのか。
あ、ちなみにアメニティーは歯ブラシとひげそりがありませんでした。用意していきましょう。
黄山旅行初日のまとめ
電車で移動も新幹線が無い場所へは寝台列車であればそれほど苦痛では無いですね。荷物の管理だけしっかりしておかないといけませんが、複数人で行く場合交代で管理していると大丈夫でしょう。
黄山旅行初日の旅費内訳
初日に使った交通費、宿泊費の内訳は以下の通り
- 蘇州市-南京市 新幹線:99.5元
- 南京市-黄山市 快速列車:99.5元
- 黄山駅-ホテル タクシー:7元
- ホテル:398元
合計604元
黄山旅行初日の経路
蘇州市から黄山市の列車経路
黄山駅からホテルの経路
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