中国

中国の世界遺産 黄山を登りご来光を拝めるのか ~登山編~

この記事の目次

前回は黄山旅行の旅立ち編を書きましたが、今回から登山編をお届けします。いよいよ黄山の全貌が見られる登山編です。

黄山市内からの移動はマイクロバスで移動

黄山市内のホテルを昼前に出ました、前日の移動で疲れましたからねぇ~。下調べによると市内から黄山までの移動はバスを使うとわかりやすいようです。
バスは黄山駅前からマイクロバスが出ており、駅前でうろうろしているとおばちゃんがどこに行くんだ?と声をかけてきた。黄山行きを伝えると簡単に乗れました。

黄山行きバス

運賃は19元、マイクロバスに乗り込んで支払いを済ませます。当日は雨模様の為乗客は4人だけ、20人乗りのマイクロバスを広々と使用出来ました。

マイクロバス車内

しかし移動をすることに夢中になり食事を取るのを忘れていたんです。そこで持ってきていたおやつに手を出し空腹をしのいでおきます。
走行中に見える景色はのどかな風景ばかり、途中の川ではゴムボートで川下りをおこなっていり、喉を潤している水牛に出会ったり良い景色が広がっていたよ。

黄山途中の風景

まさかのバス乗り換え

中国は本当にお金を取るのに良く出来ているシステムを導入していますね。先ほどのマイクロバスは黄山の麓までしか到着しません。ここから登山口までは乗り換えるそうです。

マイクロバス到着

しかし乗り換えの場所がわからなかったのですが、たばこを吸いながら道路を良く観察しました。そうするとバス乗り場の案内掲示を発見したんです。
しかし道路を渡ろうとすると雨天の為道路ヘリを雨水が滝のように流れている。これはやばいなぁ…

道路の洪水

渡れるかなぁ?と思ったが流れが少ない場所を選んで向かい側へ渡りバス乗り場へ進む事に成功。
目の前に現れたバス乗り場。ここから登山口、ロープウェイ乗り場行きのバスに乗れるようです。

登山口行きバス乗り場

チケットは19元、雲谷寺行きのバスチケットを購入した。チケットは2つのロープウェイで使い回しのようですね。

バスチケット

バス乗り場には人がいっぱいで2度ほど乗り込みを見送ってから自分たちの乗車となりました。

バス乗車順番待ち

今回はマイクロバスでは無く普通のバスなんだね。たぶん既得権益がちがうんだろう、所有権者どうしで「こっからはワイのしまや、入ってくんなよ」とかやり合っているのだろうか。

勾配のきつい登り道の先に登山口に到着

バスで急な山道を登っていきます。途中雨水が滝のように斜面を流れている場所もありますが、もちろん自然の滝もあったんでしょう。

崖の雨水

その景色を見て乗客たちからは歓声があがったのだ。確かに自然豊かな景色に癒やされますねぇ。
こうしてバスは登山口前まで到着し、ここからは少し徒歩で登山口を目指します。

登山口バス到着

徒歩で登るかケーブルカーで登るか

黄山はもちろん登山で登ることが出来るんですが標高は1800mであるのと、雨模様で山道は危険な事も考えてケーブルカーで登ることを選択しました。
もともと徒歩での登山は考えていなかったのだが、徒歩で登るとそれはそれで変わった景色が拝めたのでしょうね。

登山口

黄山はここから先は好き勝手に喫煙出来なくなるようです。いくら喫煙天国中国と言えども山火事になっては大事な収入源が無くなってしまいますからね。
麓には所々こういった喫煙所がもうけられていました。

喫煙所

ケーブルカー乗り場に到着です。上から見ると順番待ち用の柵が備え付けられており後方には90分待ちの表示が。晴れていて朝早いとだいぶ待たされるんだろうなぁ。

ケーブルカー乗り場

ここでもチケットを購入です。入山料230元、ケーブルカー料80元となっている。結構取りますね、それでも観光客はひっきりなしに来ています。

黄山チケット

12時に出発しここまで来るのに約2時間。いよいよケーブルカーに乗り込みだ。

ケーブルカー

本当にあった!水墨画の景色が広がる

ケーブルカーに乗ると山を一気に駆け上っていく、約15分後には山頂です。途中見たケーブルカー用の鉄骨などの資材はどうやってこの険しい山に建てたのだろうか?
昔水墨画で見たことのある風景が本当に目の前に広がりウキウキしだした。

ケーブルカーの車窓から

あいにくの天候だがそれが霧になってまた雰囲気は抜群。仙人が飛んできそうでした。

ケーブルカーの車窓から

登山道にはいろんな名所が

今回山頂で押さえたホテルは黄山西海飯店でケーブルカーを降りても少し歩きます。
ケーブルカーを降りたらまず下り道が続き、その後登り、下りを繰り返している、運動不足の身体には結構キツい。

黄山登山道

その登山道の途中には休憩ポイントが有り景観を楽しめるところがある。
途中このように南京錠をつけている場所もあった。恋人たちが愛を誓い合ってつけたのだろうか。

南京錠で愛の誓い

キノコの形をした休憩所もあった。

キノコ休憩所

山頂で何人にも汚染されていない綺麗な自然で、流れる水も綺麗なものだ。

山頂の小川

黄山山頂の黄山西海飯店に到着

アップダウンのある山道を抜けて黄山西海飯店に到着です。

黄山西海飯店

 

ホテルロビー

チェックインを済ませて部屋に入り備品をチェック。寒さ対策の為だろうかクローゼットの中には厚地のオーバーがあった。アメニティーを確認するとシャワーキャップ以外が見当たらない。歯ブラシもカミソリもなんにも無い(笑)

ホテル室内

トイレには空調を使った衣類乾燥のスイッチがあったがつけても作動せず、天井を見ると金網の奥にダクトが見えていた。本来ならここから温風が出てくるんだろうなぁ…
やはり見せかけだけはうまい中国である。
荷物の整理も終わり食事に出かけるがホテルの周りには何も無いので選択権は無い。ホテル併設のレストランで食事です。値段はもちろん割高です…

ホテルのレストラン

黄山旅行二日目のまとめ

二日目は黄山市内から黄山山頂までの移動で終わりました。一日中雨模様の為ホテル到着後も外出せず、明日の天候を心配していました。
写真を撮った時間から各ポイントの所要時間を見ていくと

  1. 黄山市内から黄山へバス移動:約1時間
  2. 黄山でバス乗り換え待ち:約30分
  3. 黄山から登山口へバス移動:約30分
  4. 登山口-ロープウェイ-山頂:約50分
  5. 登山道からホテルまで:約1時間

市内から山頂ホテルまで約4時間の行程と言うところか

黄山旅行二日目の旅費内訳

二日目に使った交通費、宿泊費の内訳は以下の通り

  • ホテル-駅前 タクシー:10元
  • 市内-麓 マイクロバス:19元
  • 麓-登山口 バス:19元
  • 入山料:230元
  • ロープウェイ:80元
  • ホテル:590元

合計868元

黄山旅行二日目の経路

黄山駅から黄山麓までのマイクロバス

マイクロバス経路

黄山麓からロープウェイ乗り場

バス経路

ロープウェイ

ロープウェイ経路

登山道を経て黄山西海飯店

登山道経路

 

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