日記

中国の世界遺産 黄山を登りご来光を拝めるのか ~ご来光編~

この記事の目次

黄山登山もいよいよ終局です。今回は山頂宿泊後、翌朝ご来光を拝めるかになります。果たして無事に見ることが出来たのでしょうか?

黄山でご来光を見るポイント

黄山でご来光を見るポイントは数カ所あるそうです。また人気スポットで有るために人でごった返す事もあり早めに移動と場所到着後も転落しないように気をつけなければいけません。
今回選んだポイントは「光明頂」に行く事にしました。

黄山光明頂

朝目が覚めるとそこには霧が

いよいよ当日の朝起床です。日の出時間が5時半頃であった為に5時には起きていました。
そしてホテルの窓から外を見るとそこには絶望の光景が。

黄山濃霧

そうです濃霧が発生していました。これではご来光どころではありませんね。視界も悪いので下手すると柵の無い場所では転落の危険もあります。
こういうときは諦めてホテルでゆっくりする事にしました。

黄山西海飯店前

▲ホテル前も濃霧ではっきりと見えない

さらば黄山、いよいよ下山

ご来光を拝めず濃霧の黄山、スケジュールは本日までなので下山を開始です。黄山は一年を通して雨天が多く天候が良くないそうです。
見られればラッキーぐらいで挑まないといけないようですね。
チェックアウトはお昼の12時、そこから下山を開始します。ホテルを出てもケーブルカー乗り場まで歩くことになります。
しかしケーブルカー乗り場まで登りを続けて最後に下り登りの連続の道になります。登りの道が結構厳しい…
道中スズランのような花がぽつぽつ咲いておりました。

スズランの花

そして来たときと同じ雲谷寺のケーブルカーに乗って下山します。
下山途中の景色も霧だらけだったのですが、途中から青空が見えてきました。
下山後見える黄山もなんとなく霞んでいますね。

黄山の風景

▲下山途中の風景も濃霧ではっきりと見えない

ケーブルカーからの眺め

▲ケーブルカーからの眺めも余り良くなかった

奇妙な岩

▲山の上に岩が乗っており遠目からは巨人のようだった

バスで黄山市内へ移動

来たときと同じく登山口から麓までのバス、麓から黄山市内へのマイクロバスを乗り継ぎます。
行きとは逆にマイクロバスも満員です。

マイクロバス乗り場

▲マイクロバス乗り場は案内表示は無くベージュのマイクロバスを目指して乗り込むと市内行きに乗れる

マイクロバス車内

▲行きとは逆に満席のマイクロバス車内

疲れでマイクロバスの中では少し仮眠をしました。
市内に着くともう夕方になります。

黄山市内を散策

帰りを飛行機で移動にしていたのですが出発まで数時間あります。そこで食事もかねて黄山市内を少し散策しました。
観光用自転車タクシーに乗り込み適当に回ってみてもらうとお茶屋さんを発見です。
その前に食事を済ませます。食事後先ほど通ったお茶屋さんまで向かいいろいろと物色をして見ました。

黄山茶城のお茶屋街で茶葉購入

黄山茶城と言うところが有名なお茶屋街になるようです。

黄山茶城

今回購入したのは「黄山毛峰」と「太平猴魁」というお茶を購入しました。
どちらも緑茶に分類されるそうで今は「太平猴魁」を飲んでいます。

太平猴魁

味は日本茶のような味ですが後味が残らずすっと飲める感じ、中国の10大茶にも認定されているようです。
機械揉みと手揉みが有り手揉みを購入して帰りました。茶葉はストレートの細長い葉で変わった形をしております。

太平猴魁茶葉

上海まで飛行機、そして災難

食事も済ませ、お土産の茶葉も購入し蘇州に帰る事になります。黄山から上海まで上海航空が運航しており利用しました。
それほど大きくない黄山空港ですね。

黄山空港

空港到着後掲示板に見える通知は遅延、遅延の数々… 少し焦ります。チケットカウンターにて確認すると約2時間近くの遅延だそうです。
搭乗口まで移動しますがなかなか表示されない便名。
待てど暮らせど案内がありませんがやっと出た案内が遅延に対するお詫びの食料配布でした。

遅延のお詫び

▲遅延のお詫びでもらったビスケットと水

再度案内が来るまでじっと絶えて飛行機に乗り込めたのが日付が変わった1時過ぎ。
これで帰れると思って上海の空港に到着したのがなぜか虹橋空港では無く、浦東国際空港でした。
乗客は憤慨し空港到着後職員に詰め寄ります、表では殴り合いのケンカが始まっていました。
我々は送迎サービスに電話をして虹橋空港から浦東空港に変更になったこと、迎えに来てくれる事を確認して待ちます。
送迎サービスの人と無事に会えて蘇州へ、道中眠そうにしていました。そりゃ大変ですね…
蘇州から遠い上海浦東国際空港から蘇州に到着したのは翌日明け方の6時になります。
当初22時半発の飛行機で翌日1時半には到着予定だったのですが…

黄山旅行最終日のまとめ

最終日はご来光が拝めなかったこと、茶葉を購入したこと、飛行機が遅れたことになります。
中国の深夜便はやはり遅延が激しいですね。中国国内移動は午前中の便をみて移動する方が良いと思います。それ以外は列車で移動した方が遅れなく移動出来るので時間がかかっても列車を選択しようと思います。

黄山旅行最終日の旅費内訳

最終日に使った交通費、宿泊費の内訳は以下の通り
黄山下山ケーブルカー:80元
黄山登山口-麓 バス:19元
黄山麓-市内 マイクロバス:19元
黄山市内-空港 タクシー:20元 ※メーター無し、交渉運賃
黄山-上海 飛行機代:不明
上海-蘇州 送迎サービス:520元 ※遅延のため延長料金、出迎えポイント変更で料金変更

合計658元と飛行機代になります。

黄山旅行最終日の経路

黄山西海飯店からケーブスカー乗り場

黄山西海飯店からケーブスカー乗り場

雲谷寺ケーブルカー

雲谷寺ケーブルカー

黄山登山口から麓までバス

黄山登山口から麓までバス

黄山麓から市内へのマイクロバス

黄山麓から市内へのマイクロバス

黄山茶城の店舗外位置

黄山茶城の店舗外位置

黄山駅から黄山空港

黄山駅から黄山空港

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