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先日中国西安旅行に行ってきました。教科書にも載っている兵馬俑(へいばよう)を見に行くのが目的です。あの等身大土偶の数々を見る事が出来るのか?気になる旅行費用は?を記事にしてみたいと思う。
旅立ち前からトラブル続き
西安旅行にあたって航空券、ホテルの手配をします。どちらも中国のサイトC-tripを使ってオーダーをしました。しかし今回は突然計画を立てたので初めからトラブルを起こしてしまい行く先に不安が出てきました。
飛行機のチケットでのトラブル
まずは航空券の手配をしますが、最初にオーダーした支払いではもう一段階認証作業が必要とのこと。
そこで他の支払い方法でチケットを取り直しです。しかし旅行前日で焦っていたのか日程を間違えました。この場合日程変更申請が出来るのですが、チケットを新たに取り直してキャンセル処理をしてしまいました。当然キャンセル処理費用が発生します。もったいないけど仕方ありませんね…
チケット代は2人分で3,384元、キャンセル料は986元となりました。キャンセル料が痛いですね。
ホテルをブッキングでのトラブル
航空券の手配も終わり旅行も確定したのですが、ホテルを押さえた後にC-tropから電話がかかってきました。内容を聞くと優待価格での招待は中国人のみとのことで外国籍の人はダメとのこと。西安市内で便利が良い立地だと思っていたのですが仕方ないので同じぐらいの立地で再手配です。こちらは問題無く取れました。
ホテル代は438元です。
トラブルもありましたけど無事に旅行の準備は完了です。後は野となれ山となれで挑みます。
吉祥航空早朝便で蘇州から上海そして西安へ
西安行きの飛行機は上海7:30発の吉祥航空HO1008便を使用です。蘇州から上海虹橋までは送迎サービスを使用しました。早朝4時起き、まだ外は暗く寒い時間帯です。
道路の混雑も無く1時間ほどで上海虹橋空港に到着しました。早朝の空港ではありますが利用客も多く、時間も余り猶予無く登場まで進みます。
格安航空にあたる吉祥航空ですのでシート間のスペースは狭いのですが、搭乗中は寝るだけですので気にしません。
ちなみに機内食はハンバーガー1個だけでした。
ほぼ定刻通り西安咸阳空港に到着しました。空港から市内への移動を行う場合シャトルバスかタクシーしか移動手段がありません。地下鉄はまだ空港まで開通していないようです。
シャトルバスはひとり26元、タクシーは約120元で市内まで行けるとのことでタクシーで移動をしました。約1時間ほどかかるとのこと。
タクシーに乗り込み市内にさしかかると見えてくる城壁です。
古代の長安時代の城壁でしょうか、今でも形を残しているようです。
とりあえず市内に来た目的は食事を済ませるため、わかりやすい場所までタクシーで送って貰うため狙いを定めた有名な場所「鐘楼(ジョンロウ)」まで送ってもらいました。
運賃は123元と高速代10元になりました。
西安市内で食事、ガイドブックに載っている餃子を食べてみた
食事は地球の歩き方にのっていたお店を攻めてみます。ここ西安はシルクロードの出発点と言う事もありイスラム教徒が多く住んでいるそうです。町中を見渡すと回族の服装、男性は背の低い円柱の帽子、女性は布で頭を隠す装いをしておりました。
徳発長餃子館でカラフルな餃子を食べてみた
まずは「鐘楼(ジョンロウ)」近くにある徳発長餃子館にいってみます。
ここではカラフルな皮の餃子を提供しています、餃子も水餃子か蒸し餃子を選べるようです。今回は蒸し餃子にしてみました。店内に入るとまずはカウンターでオーダーを済ませてレシートをもって席に着きます。待っていると店員さんが持ってきてくれます。蒸し餃子なので蒸籠(せいろ)にのって出てきます、中身は汁が多いのかなぁと思ったのですが全然出てきませんでした。
またこのお店はソバ湯ならぬギョウザ湯を提供していました。お水を探しているとそれらしいのを発見して入れてみると白く濁っており、臭いをかぐとギョウザ粉の臭いがします。
飲んでみるとそれほど悪くない味でした。
ここでのお会計は2皿で60元ほどです。
買三清真灌湯包子館で小籠包を食べてみた
このお店も地球の歩き方に載っておりました、小籠包の有名なお店のようです。ただし私は先のお店で食べ過ぎております。
もちろん小籠包なので皮の中は汁がたっぷりと入っています、こぼさないように吸ってから食べました。なかなかおいしい小籠包でした。
またこれとは別に凉皮を頼みました、こちらの凉皮は細切りのタイプです。凉皮は中国のどこに行っても食べることが出来ますね。
ちなみに店名についている「清真」はイスラム教徒の戒律である豚肉を食さず、アルコールをとらないと言う事を表現した内容とのこと。
こちらは2皿で30元ほどでした。
兵馬俑へ向けて出発、移動はどうするか
食事を終えて今回の目的である兵馬俑へ移動を開始します。移動方法は西安駅からバスを使うかタクシーを使うになります。西安の町は発展してきたとはいえまだまだスリに合ったりするので安全をとってタクシーで移動します。
二人分の安全に気を配ると神経を集中しすぎて疲れが出てきますので、お金がかかってもタクシーにした方が安全ですね。
しかしタクシーを探し出すと乗客済みのものばかりでなかなか空車が出てきません。やっと捕まえたタクシーは先客が降りるときに捕まえられました。運転手に「兵馬俑まで行きたいんだけど」と伝えてOKと行って乗り込みです。市内から離れているので行くのを拒否する人もいますからね。
タクシーに乗り移動を開始すると市内を抜けて城壁沿いを走ります、本当に市内をぐるっと城壁が囲んでいるのですね。
高速を走り兵馬俑までついて高速代と乗車料で合計133元です。空港から市内に出てくるのと変わりありませんでした。
西安に兵馬俑を見に行く旅行も突然の発案により実行したため最初のトラブルが少し痛いのですが、旅行に出てしまうと旅行気分でいっぱいになりましたね。
次回はいよいよ兵馬俑を見に「秦始皇帝陵博物院」のお話しになります。
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