中国

中国の仏教寺院と道教寺院の違い

この記事の目次

中国には中国三大宗教として仏教、道教、儒教がある。今回は仏教と道教の違い、その中でも一目見てわかる寺院の違いを紹介をして見たい。

まず仏教とはなんなのか掻い摘まんで紹介してみる

仏教は世界三大宗教の一つであり、インドの釈迦を開祖とする宗教で有ることはなんとなくわかると思う。その教えは人生は苦行であり徳を積むことで来世では良い人生を送れるとする輪廻転生の考えであるそうだ。
教えの中には

  • 輪廻転生
  • 六道
  • 因果律

などが出てきておりナルトやベルセルクを愛読していた者として、こういった言葉が出てくると興味をそそられる。


人は輪廻転生で転生する事を定められ、徳を積めば六道として良き転生を迎えられる。しかし良き転生を成立させるためには因果律が関係してくる。従って今世では良い行いをするようにと説くのが仏教であると解釈すれば良いのかな。
詳しくはWikipediaを参照願いたい

次に道教とはなんなのかを見てみよう

道教とは漢民族すなわち中国固有の宗教であり、シンボルである太極は始まりと終わりを表しており、それが円を描くことにより永遠に続くものとして表現されている。すなわち不滅の心理を表している事となり人はその道を極めるために修行をおこない、最終的に仙人となることを理想と掲げているそうです。
仏教では来世での幸福を願うのを主とする教えだが、道教では今世での究極を目指す(道)のを主とする教えである。

道教のシンボル、太極を見て有る一定の世代以上の人はキョンシーを思い出す人がいると思う。


自分も小学生時分映画が大流行して学校でキョンシーごっこをしていたのを思い出します。テンテンちゃんはかわいかったなぁ(笑)
※ちなみにテンテンちゃんと自分は同い年です

この映画の中でもキョンシーと戦っているのは道教の道士であるが、際だったキャラクターで特殊霊魂というものが出てきます。キョンシーと互角に戦える強靱な力はある意味仙人を模したものでは無いかと推測してしまいます。

さて私の浅はかな知識と妄想から発展した内容はここまでにしておき、中国国内に有る実際のこの2つの寺院の違いはどういったものか見てみます。

まず仏教寺院の特徴は黄色い壁。
黄色い壁の仏教寺院

壁は黄色く塗られ、柱は朱色。日本の仏教寺院とは全然違いますよね。

 

そして道教寺院の特徴は赤い壁。
赤い壁の道教寺院

壁も柱も朱色に染められた道教寺院。今まで何気なく見ていた寺院でもこのような違いがあるのだなぁと。

このように入る前にこの建物は仏教寺院か道教寺院かが一目見てわかります。もしこれから寺院巡りをおこなう場合にふと思い出してみてください。こういった違いが見て取れます。
しかしなぜ仏教は黄色い壁で、道教は赤い壁になっているのか?調べているのですがなかなか出てきません。

この謎について知っている方がおられましたら情報をいただけると幸いです。

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