この記事の目次
労働節期間の前後に合わせて一時帰国をしていました、日本の空はすごく青かったです。気持ちの良い日々を過ごすことが出来たのですが、また中国に戻らなければいけません。そこでホテルをとろうとしましたが満室でとれなかった時のお話しになります。
5/5の早朝便で関西国際空港から上海浦東国際空港へ移動をおこなうスケジュールになっています。ただし用事があったので5/4から大阪入りする事になりました。
もちろん実家は四国の片田舎なので大阪に部屋を借りている訳でも無くホテルを探していたのですが見つかりません。いえ、有るにはあるのですが1万円超えのホテルしか有りません。軒並み1万7千円ほどの表示が並び宿泊意欲がなくなりました…
中国人の労働節休暇でホテルは片っ端から予約が入っており、空室が無いようです。正直焦りました。ど、どないしよう…
そこである情報を思い出しました、関西国際空港のラウンジで宿泊出来るという情報を。これはブログネタになるし試してみる価値はあるな!という事で今回利用してみました。
関西国際空港に有るラウンジは2カ所
関空には2カ所のラウンジがあります。
KIX AIRPORT LOUNGE
エアポートラウンジはアプレシオ (Aprecio)が経営するインターネットカフェのようなスペースです。24時間営業ですが寝るのには少し窮屈な思いをするかと思います。ただしシャワースペース併設で使い勝手は良い
公式サイト:
REFRESH SQUARE
リフレッシュスクエアは24時間営業で単純に休憩をするスペースとして提供されています。シート席とフラット席が有りフラット席は完全にごろ寝が出来るので泊まり込みを考えているのであればぴったり。
公式サイト:
今回はリフレッシュスクエアに宿泊をしてみましたが、シャワーは併設されていないのでエアポートラウンジにシャワーだけを借りに行く事になります。
リフレッシュスクエアへの移動方法は?
初めて利用する場合どこにあるのかわかりづらいので行き方の紹介です。ちなみに南海本線を利用して関西国際空港駅を出た所からの説明になります。
まず駅の改札を抜けると左に進めば「関西国際空港第一ターミナル」右に進めば「エアロプラザ」の建物に進むことが出来ます。リフレッシュスクエアは「エアロプラザ」側にありますので右に進んでいきます。
エアロプラザ内に入ると正面左手に自動ドアをくぐる場所があるので、進んでいくとリフレッシュスクエアが見えます。
エアロプラザ内右手にはローソンとバーガーキングが見えますので、その反対手に進むようにします。
リフレッシュスクエアの利用方法
リフレッシュスクエアにつき受付を済ませます。受付時に聞かれたことは
- 大体の利用時間
- 飛行機の便名と出発時間
- KIX-ITMカードの有無
- 希望の席
これらを告げると施設内の説明と毛布の貸し出しをしてくれました。今回はフラットスペースの席をとってみました。
席数がシート席7つ、フラット席6つ、グループルーム2つしかなく20時を超えると満席となるそうです。事前に情報を仕入れていたので今回は18時半に入室をすませました。説明を受けた注意点は施設内は禁煙、飲食禁止になっています。
トイレと喫煙スペースは施設外に有りますので利用するときは貴重品の管理をしっかりとしていきましょう。施設内にはコインロッカーがあるので預けておくと良いと思います。
コインロッカーは100円投入ですが、使用後は戻って来ます。なんて良心的なんでしょうか(笑)
ドリンクはフリードリンクとなっておりドリンクサーバが設置されています。
提供されるスペースの状況はこんなかんじ
今回利用したフラットスペースの状況ですが、入るとすぐに奥行き180cm、幅100cm程のスペースが有ります。
コーナーにはライトが設置されており、コンセントも1つ利用できるようになっています。
ハンガーが一つ用意されており上着を掛けることが出来、ゴミ箱が設置されています。
今回は5月の利用という事で寒さを気にすることはありませんでした。逆に空調が効きすぎて蒸し暑くなっていてタンクトップで過ごしていましたが、深夜になると空調が抑えられたのか上からシャツをかぶって過ごしました。
また毛布も貸し出ししてくれるので掛けて寝るととくに寒いという時期以外は過ごしやすいと思います。枕が無いので貸し出された毛布を丸めて枕代わりにして寝てみました。
リフレッシュスクエアの利用料金、お得な使い方
利用料金は30分毎(4時間まで)260円で、4時間以降30分毎150円となっており、支払いは退室時に精算します。ここで受付を済ませた時に聞かれた「KIX-ITMカード」の効力が発揮されます。このカードの作成は料金がかかりませんが、空港内施設を利用する事で様々な特典があります。
今回のリフレッシュスクエアの利用料も対象となっており、割引額はなんと50%off、つまり半額になることです。
今回利用したのは5/4 18:33から5/5 5:40の11時間7分を滞在してみました。従って利用料金は
- 4時間:2,080円
- 7時間:2,100円と7分の150円
合計で4,330円の半額、2,165円で宿泊出来ました。端数の5円はサービスで値引きになり2,160円でした。
リフレッシュスクエアの利用客状況
今回利用してみて3人目の利用客だったのですが、後からどのような客層が利用しているのか聞こえてきた声で判断してみると
- 中国人の若いカップル
- 日本人の年配層
- 日本人の単身女性
女性客でも単身で利用していたりしますので安心して泊まれるかとは思います。中国人の若いカップルはどこでこの施設が宿泊で利用できると情報を仕入れてきたのか気になるのではありますけどね。
そのうちここも中国人に知れ渡り、利用客がいっぱいになりすぎて利用できないという事にならないのかな。
利用時の注意点
消防法が影響しているのかとは思いますが、スペース毎の区切りは低くしています。立ち上がるととなりの席が丸見えでは無いのですが見えるので、入室後座ってズリズリ移動したり気にしました。
また扉が無く間口が広くとられていますので向かい席の状況が見えます。
他のスペースの会話が聞こえてきます、ついたて向かいのスペースには中国人カップルが居たのか中国語の会話がよく聞こえてきました。
また他のスペースの男性が咳払いを一晩中しており、それが気になって眠れなくなりました。
これらが気になる場合耳栓を準備しておいた方が良いと思います。
翌朝の朝食はバーガーキングがおすすめ
早朝に退室をして朝食をとりにバーガーキングを利用しました。ここは24時間営業となっており、早朝早い時間でも利用しやすいのですが、ここでもKIX-ITMカードが活躍します。
なんとこのカードを使うことにより全品20%OFFで購入出来るとのこと。
関西国際空港はKIX-ITMカードを利用した特典が多く、利用する事が多い人は作っておくとよいですね。
まとめ
本当にホテルが無くて困った場合、こういったスペースを提供してくれているのはありがたいですね。KIX-ITMカードを持っていると利用料も抑えられ翌朝早朝出発便でも余裕で利用する事が出来ます。割引額も大きいのでカードを作っておき、早めに入室して満室を避けて利用するのが賢い使い方だと思います。
関空意外と利用客への待遇がすぐれている空港だと思います。
この記事へのコメントはありません。