この記事の目次
普通中国に住んでいると部屋を借りたときに家電製品は大家さんが手配します。しかし自分が試したい気持ちがうずうずしたため小米(シャオミ)のテレビ「小米電視3S」を自費で購入してみました。ガジェット魂が騒いで仕方が無かったのです。
今回購入したのは43インチのエントリーモデル、しかも値段の一番安い「小米電視3S」です。購入金額は1,799元プラス輸送費100元なり。本日のレートで32,000円ほどです。購入からセットアップまでを見てみたいと思います。
購入はタオバオの小米(シャオミ)正規店で購入
小米(シャオミ)はタオバオで正規店として販売されています。そこで今回在庫もふんだんにあったので注文ボタンをポチッと!1,899元が一瞬で飛んでいきました(笑)
タオバオ内では転売屋もあるのですが正規店以外はアフターサービスが受けられない(つまり偽物があったり、正式領収書がなかった為など様々な原因)商品があったりします。
在庫もあるんだったら正規店で購入するよ。
タオバオ店でも小米(シャオミ)手配だと輸送もしっかりしていたよ
私の住んでいる蘇州市へは隣の無錫市倉庫から出荷された。輸送会社は「日日順」という会社でしたが初めて聞きました。大型の電化製品配送専門業者なのかな?
配送指定は土曜日を指定、これもタオバオで購入したときに日時指定を出来たので休日を選択しました。
前日深夜には配送業者からSMSで「明日午前中に届けるけど家に居てね」とメッセージが。すごいしっかりしているんですね。
翌日配送会社からSMSが届き「配送者が来て荷物を受け取るとこの番号を教えてね」というメッセージを受け取る。
推測するに配送者による持ち逃げの対策なのでしょうね。つまりこの番号をドライバーのおっちゃんが持って帰らないと罰金かなにかの罰則があるのかなと。
商品到着後も状態確認とぬかりなし
こちらで電化製品を買うと受け取り時に状態や電源が入るかなどを目の前で確認して受け取ります。もし問題があれば業者がそのまま持って帰りメーカーへ返送。
その習慣がなかなか慣れない我々ですが今回の業者は自分から「電源入れて確認するからコンセント刺させて」といってきました。
そしてリビングのコンセントにさして電源確認、でOKとなったため領収書にサインしてSMSで届いた番号を教えました。この時点でもうワクワクが止まりません(笑)
エントリーモデルでも満足できる商品だった
昔の中華製品のイメージを払拭した小米(シャオミ)製品、今回のテレビもすごかったので紹介してみたいと思う。
狭小ベゼルでインチに見合わず小型
ベゼルとはフレーム枠なのだが本当に狭い、なのでぱっと見全面液晶という印象を受ける。ちなみにこのフレーム枠はアルミ製で中国人の大好きなゴールドカラーである。
液晶の最薄部は指よりも細い
私の指は男性一般ほどで太いわけではない、その指と比べると最薄部は全然薄いのである、ボールペン一本ほどの厚みだろうか。中国の技術もここまで到達しているとは末恐ろしい。
インターフェースはきっちりと取り揃っている
安いからインターフェースも余り良くないのかと思いきや普通に揃っている。
- アンテナケーブル口
- LANコネクタ口
- RGB端子口
- HDMI*2
- USB2.0
- USB3.0
これだけ揃っているので十分だろう。このテレビにHDMIでパソコンやゲーム機をつなげられるので使用目的がぐんと広がる。
リモコンは例のパクリか
リモコンを見て「あっ!」と思った方はアップルフリークだろう。そう、Apple TVの丸パクリである(笑)確かに使いやすいのは使いやすいが堂々としているというか、怖い物なしというか…
これからの課題もてんこ盛り
まだ届いたばかりでセットアップが終わりチャレンジしたい内容があるのだが、日本一時帰国も近づいており時間がない。という事で紹介はここまでになったが小米(シャオミ)のテレビはいかがだろうか?
ちなみにこのテレビは日本でも最近出てきているAndroidベースのテレビで小米(シャオミ)独自OS「MIUI」である。そのためAndroidアプリをどうにかインストールする方法がある様なので試してみたいと思っている。
大きなスマホが家にやってきたと思うとわかりやすいだろうか(笑)
ただしこの商品を日本に持ち帰ったとして使えるかというと「ダメ」である。まず電圧が220Vで有ること。そしてB-CAS差し込みが出来ない事(別にチューナーを用意すれば良いのだが)、そして一番重要な事だがWi-Fi機能が備わっており電波法に接触すること、つまり「技適」に通っていないためである。
中国から完全帰任するときは知人に譲るか、それまでに壊れて捨てるかになると思う。
この記事へのコメントはありません。