先日ウェブ徘徊をしていた時である。ある商品が目に留まった。なんでもVPN契約しなくてもFaceBookやGmailが海外でも見られるらしい。海外に赴任して一番のストレスは規制されたネット環境である。これがVPNなしに見られるとはどういったことなのだろうか?
そんな魔法のような商品はPLANEXから発売されたばかりの「どこでも日本」というルーターだ。
原理を簡単に書くと親機と子機がセットのこの商品を
- 親機:日本で契約しているネットのルーター下に設置
- 子機:中国で契約しているネットのルーター下に設置
画像参照:https://www.planex.co.jp/products/mhc01/
これによって親機と子機が通信を行い親機のIPアドレス(日本)を引き継いでインターネットを利用できるというものらしい。
日本のIPアドレスを引き継いでいるのでFaceBookもGmailも規制無く見られるという訳ですね。
VPNがソフトウェア上で実現している「中国→第三国経由→規制サイト閲覧」という経路を、どこでも日本はハードウェア上で「中国→第三国経由(ここでは親機のある日本)→規制サイト閲覧」を実現してくれている。ソフトウェアかハードウェアかの違い、そしてVPNのようなアプリをダウンロードして設定してと言う操作が必要なくなったわけですね。
「どこでも日本」というドラえもんの便利道具をもじったような名前からして怪しい印象を持つが、れっきとしたパソコン周辺機器メーカーPLANEXから販売されているものだ。
値段はAmazonで購入すると16,980円、そして接続料がかかるらしいが2年間は無料、3年目から3,600円/年(税別)とのこと。デジモノ大好きな身としては人柱覚悟で購入をしてみた。
6月も急きょ一時帰国をすることになったので実家に設置をして来ようとおもう。実際の使い勝手は追ってレポートをしてみる。
【2016.6.15追記】購入しました、レビューは以下からご覧ください。
しかしAmazonのレビューを見て気づいたのだが
蘇州で使っている人が2人もいるらしい(笑)しかも速度が遅く使い物にならないとのコメントが。蘇州で使っている人、実際の声をお聞かせ願えないだろうか。
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